2007年12月26日

沖縄戦の集団自決

 に付いての、高校教科書検定異見の取り消しは、良くある玉虫色決着とで言える事になりました。
  
 訂正申請を審査している教科用図書検定調査審議会の日本史小委員会が、「日本軍の強制」を直接的に記述する訂正は承認すべきでないとする方針・・、これを受けてのようです。

 この日本史小委員会のメンバーは非公開、また審議の経過も同じです。それを明かしてこそ情報公開。
これでは駄目なのです。
 この会議の中で、**集団自決の背景には、軍の存在を含む「複合的な要因」**が多数意見だとの事ですが、やはりその発言すべてを公表して、社会に問うべきものでしょう。

 この問題、また従軍慰安婦についても、良く言われるのが、事実を証明する文書が無い。

 こういう言い方です。

 自分たちは、事実のあるなしを問題にしているのでは無く、証明、証拠が見つからないを問題にしている、と逃げをうっておいて、証明、証拠が無いを繰り返して、多くの証言者がいる歴史的事実を、消してしまおうとする。
 このやりかたです。

 サンケイ新聞、読売新聞、小林よしのり、上坂冬子、曾野綾子、櫻井よしこ、・・・・と、幾らもいるのですが、こうした人達は、今文書が見つけられない。その理由には決して触れません。

 肝炎訴訟の問題でも分かるように、お役所は自分たちに不利な文書は徹底して隠す、出しても部分的に、時には書き換え(改竄)さえする。そして軍隊もお役所=官僚機構なのを都合良く忘れます。
 日本は、戦争に敗れた。アメリカ軍が上陸するまでに、相当の文書が焼かれ、残りがアメリカに押さえられた、これも無視します。玉砕などがあった所でも、その前には軍旗(甲子園で先頭を行く校旗のようなもの)と共に機密文書は燃やしました。
 アメリカからは後に部分的には返されますが、旧日本軍というお役所が残した文書のどれだけが今存在するのか?これは正確には誰も分かりません。
 全体の量と、現存する量この割合がどれ程かを考えずに、文書が残っていない=事実が無い、と言うのは乱暴な事でしょう。
 まず、誰にも非難されるような、指示命令の文書が残っていることは、考えられません。

 補償がされるかどうかは分かりませんが、フィブリノゲンを投薬されて、C型肝炎になりながら、カルテなどで証明が不可能は人達に、あなた達は肝炎では無い(=証明する文書が無いのだから)と、誰が言うでしょうか?

 戦没者の三分の一、100万人近くは海底です。国を守れ!!と途中で沈没させられるのを承知で、軍幹部は船に乗せて戦地に送りました。
 日本の誇りを言いながら、国を亡ぼした軍隊のしたことを、どうしてこうした無茶苦茶な方法で、美しいものに見せたがるのか?こうした人々の考え方は、常識の範囲を大きく超えています。


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沖縄集団自決問題が、決着する見通しとなったらしい。

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教科書検定問題:集団自決の主因は「軍の関与」と認定【惑星ナイン】at 2007年12月28日 08:20