2008年01月31日

携帯フィルタリング

 未成年者を、ネット犯罪被害から守るための、増田総務大臣の要請で、

携帯キャリア4社は、4月ころからその全てで、

フィルタリング(特定サイトへの接続をしないこと)の導入をするようです。

 ここi-yoブログでも、愛媛県松山市で一番親切なパソコン出張サポートと、学びの場を提供するSeeD 日々のよもやま話の久遠さんが、1月23日に「未成年と携帯電話」の記事で、安易な導入の問題点を書かれています。
 確かに、好奇心が旺盛な子供達が、充分な判断力を養う前に、何処にでもアクセスし、現実に犯罪の被害者、時には加害者になっているのは大変な事です。

 方式は、ホワイトリスト(携帯キャリアの公式サイトにだけ接続)とブラックリスト(問題ありサイトへの接続拒否)の中間に収まりそうですが(電話会社が過剰反応下のを、総務省が引き戻して)、どちらにしても、
接続されないサイトが何処か?理由は何故か?は決して公表されずに、情報の自由な行き来が、阻まれる。
 それが、青少年保護を掲げれば、法律によってでは無く、大臣の要請と、企業の判断だけで決まってしまう。
 根拠不明の検閲とさえ言える措置、これはかなり気になる事です。

 ソフトバンク(Yahoo!)では、これまでもかなりのブログを一方的に削除してきました。ハッキリ有害な悪質サイトにつながるものもあったのですが、中には削除の理由が到底納得出来ない例も、幾つもありました。
 どれ程問いかけても、その根拠は明かされませんでした。

 おおよそは問題ありのサイトに繋がない、つなげないとなりそうですが、表面的に常識的なサイトから、辿ると問題サイトへ、そんなかいくぐりは、直ぐにされることでしょう。
 かえって現状より、問題が見えにくいところに潜り込む、そうなるように思えます。

 実際には可成りの家庭がそうかも知れませんが、保護者(多くは親でしょう)と子供の関係に隙間があり、大人には子供の心のうちが見えにくくなっている、そこを社会全体で変えて行く努力をしないかぎり、
 久遠さんも書かれるように、臭い物に蓋をして、見えない振りをすることになるのではないでしょうか。
 未成年者に与えるなら、良く分からないからと逃げずに、問題点をつかんだ上で、使用法についてのキチンとした了解を、暗黙にでも持った上でにしなくてはならないと思います。

 GPS携帯・ICタグで、児童の位置確認(悪意を持つ人間がそれを利用されるようにしているでしょうか)と共に、何かはした気になるだけの愚策に思えてなりません。


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「道徳」責任教員を配置の中で、気になったこと。
参考までに・・・・として掲載した、教育再生会議の最終報告。(道徳の教科化直ちに 教育...
携帯向け有害情報フィルタリング【惑星ナイン】at 2008年02月09日 11:55
この記事へのコメント
私が小学校の頃は、携帯はまだ普及してなかったのに、今頃は小学生から持ってますよね。それだけ、現在の世の中が危険で溢れている…と言う事でしょうか?携帯一つで、被害者にもなり加害者にもなり。何でもできますからね…(>_<)携帯の冷たい繋がり…淋しいですね。
Posted by ドラミ at 2008年01月31日 10:37
危険がと言うのは、そうした報道・情報が溢れているため、そう思えます。
携帯か売れる(笑)

便利な道具、例えば包丁にも似てませんか?
使い方次第だから、親・社会・企業が、きちんと問題点を教えてからの道具でしょうね。

いま身近にネットの危うさを見ています。確かに冷たく熱い。気をつけましょう。
Posted by ゆびとんぼ at 2008年01月31日 18:04
こんにちは。
もうほんと、おっしゃるとおりだと思います。
大人には子供の気持ちが見えにくくなっている。

何もかもがコミュニケーション不足の現状
が原因とは言わないけれど、普通のしつけ
と同じく、親が子供の気持ちや、子供の頃の
好奇心を理解しながら、教える事はたくさん
ありますよね。

ネットワークのつながりは、寂しく冷たい
ものだけではなく面白さと、素晴らしい
コミュニケーションも与えてくれることを
きちんとした知識で大人が伝えていって
あげたいものです。
Posted by 久遠 at 2008年02月01日 15:08
 子供を犯罪からまもる。

 ここから、実効性は?とるべき手段なのか?そうしたことは問われずに、走り出しましたが、通信規制の点から考えると、相当深刻な問題に思えます。

 どうして音声通信の、規制チェックと変わらない、この点からの検討が無いのかが不思議です。
Posted by ゆびとんぼゆびとんぼ at 2008年02月01日 21:17
フィルタリング(特定サイトへの接続をしないこと)の導入ですか・・・・都合の悪いことを隠せば隠すほど、ふと迷い込んだときに「きちんとした」対応がとれない、そんな気がします。

久遠さんの記事も覗かせていただきました。
大事なのは、「いい所も悪いところも知ったうえで、どう利用していくか」だと思うし、それを選択する能力こそが「生きる力」だと思うのですが・・・・。
どうも、教育で「生きる力」の重要性を強調している筈なのに、うらはらな対応の気がします・・・・。

又関連記事を書いてみたいと思います。
その時、この記事をリンクさせて頂いて構いませんか?
Posted by アカリ at 2008年02月03日 11:02
リンクはご自由にどうぞ♪

 音声通話が、ある一言で突然切断される、基本的にはこういう事と変わらないのですが、子供の安全が!の建前が雪崩を打っています。

 基準が当事者には分からない(明らかにすれば、かいくぐりされるを理由に)のに、企業(携帯キャリア)の判断で、問題サイトが決められてしまう。
 例えばアダルトサイトと誤認されても、その回復の保証はない。
 この辺の検閲が、大臣の要請と、企業の自主規制で現実化する。
 こうした問題と、見せなければ持たせなければ、それで済むと言う安直な発想。
 その導入の理由とされる、携帯メディア・WEBの青少年への影響の、信頼に足る定量的評価の無いこと。
 
 ただ、空気が現実を支配する。

 不気味です!

 
Posted by ゆびとんぼゆびとんぼ at 2008年02月03日 11:45
こんにちは。
こちらのほうも、ぜひリンクさせて
ください^^
Posted by 久遠 at 2008年02月05日 11:17